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二十五代 藤原兼房

昭和50年、刀匠・月山貞一(がっさんさだかず)に入門。
昭和58年、父二十四代藤原兼房に師事。
昭和57年、文化庁認定の刀匠となる。
新作名刀展に於いて優秀賞、努力賞を受賞。
全日本刀匠会理事。関伝技術保存会理事。関伝刀匠会会長。

二十六代 藤原兼房

平成12年、二十五代目の元で修業をはじめる。
平成17年、文化庁認定の刀匠となる。
平成19年、日本美術刀剣保存協会の新作名刀展に初出品新人賞、努力賞を受賞する。

History

「折れず、曲がらず、よく切れる」
日本刀として十全の特徴を持つ岐阜県関市の刀
戦国時代にはそれが全国で高く評価され、 第六天魔王の織田信長、風林火山の武田信玄を筆頭に
徳川家康、豊臣秀吉、明智光秀など後世に語り継がれる武将達に愛用されていました。
そのような背景から、岐阜県関市の刀匠は各地の大名に召し抱えられることとなりました。
江戸時代に入ると、関で生まれた美濃伝という流派が日本刀の主流となりました。
岐阜県関市を中心とした「美濃伝」は切れ味が鋭く、頑丈な刀身が評判を集めて
戦国乱世、優れた刀を求めていた武将たちは関の刀鍛冶を「お抱え鍛冶」として重宝します。
名だたる武将たちに認められた関鍛冶たちの技術は、現在も日本刀をはじめとして切れ味のいい包丁づくりなどに生かされています。
その岐阜県関市で今もなお、徳川家康御用達の刀鍛冶として26代と続く藤原兼房の技術は刃物のように研ぎ澄まされた匠の技術なのです。

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玉鋼仕立て包丁27cm
藤原兼房銘切り槌目包丁三徳
藤原兼房銘切り槌目小形洋包丁